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高校の多様化個性化に、惑わされるな  その2

050受験高校選択にあたって、なんと言っても一番気になるのは、その高校の大学進学状況だと思います。入学案内には、その学校から進学した生徒の人数が記載されています。しかしそれを見る時に、気をつけねばならな点があります。それは、上位の大学に合格する生徒は、特待生など、もともと優秀であった生徒がほとんどだということです。その高校の宣伝になる大学に受かる生徒のほとんどは、進学クラスに在籍していた生徒です。(夢を壊して悪いですが、しっかり真実をお伝えするのが、私の義務だからご容赦ください。)

私立の高校では、大学受験に備え、一般の授業とは別に、大学受験用の特別なカリキュラムを組んでいる学校があります。大学受験を見据えた上での特別授業は、私の見たところ、ほとんど効果ありません(進学校を除く)。あくまでこれは私個人の意見ですが、効果どころか有害ですらあります。受験指導で優秀な先生は、普段から受験につながるいい授業をしています。いい先生は、かくれたところに、目立たなくいるもです。大学受験のために、特別のカリキュラムを作らなくても、普段から自然にいい授業をしています。受験のための特別カリキュラムをつくることは、御父兄に注意を向けさせるパフォーマンスにしか、私には見えません。気を付けてください。

もっと地味だが、重要なのはその高校の雰囲気だと思います。それを見抜く一つの方法は、教職員に対する学校側の扱い方です。とくに私立高校では、教職員の待遇が劣悪なところがあります。給与面だけでなく、労働時間や休暇の面も含めてのことです。教職員を私企業の社員のごとく扱う高校は、避けた方がいいです。教育の世界に企業経営的な論理を持ち込んではいけません。学校改革には外部からの力が必要な場合もありますが、それもある種の教育理念に貫かれている場合に限ります。詳しいことは長くなりますのでまたの機会にしますが、そのひずみは、必ず生徒に出ます。簡単な見分け方は、先生の能力や給料を、外資系企業のように、数字だけで査定している高校は要注意です。たどえば東大に何人入れたから給料が上がるとか、そういうこを露骨にする学校です。先生が疲れきっているような高校も避けたほうが無難です。それは教育に熱心なあまりの疲れというより、内部(教員間や生徒)に問題をかかえていることが多いからです。

少子化によって、高校間の競争が起きることは、悪くはないのですが、それが極端に走った時有害なものとなります。だから我々はあらゆる情報を集めて、よく吟味しなければなりません。自由競争の時代、自己責任が問われます、生徒だけでなく親もいっしょになって、受験校をよく吟味しないといけませんね。

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