一人ひとりの生徒を塾長が責任を持って個別指導しています

文京区、豊島区、新宿区の生徒が通う個別指導塾 笑顔の学習塾

予備校の選び方  受験生 浪人生必見  その3

020浪人して予備校に毎日通っていると、すぐに友達ができます。同じ高校の同級生だけでなく、地元の小中学校の同級生、それに付随する仲間など、知り合いの輪がすぐに大きくなっていきます。受験生なので、とりあえず勉強するために予備校に行くのですが、みんな不安だし、ある意味孤独です。だからすぐつるんでしまうのです。仲間からの誘いは、かなり強烈です。仲間との空疎なおしゃべりは心地いいです。それを断ち切るにも意志力が必要です。

ここまで予備校のデメリットを書いてきましたが、予備校にもいいところがあります。まず第一に毎日の生活のリズムができることです。浪人生は生活時間が乱れがちです。成果を上げるには、勉強にむらがあってはいけません。コンスタントにたんたんと、日々勉強の予定をこなしていかなくてはなりません。一年は長いです。そのためのリズム作りに、予備校を利用するのはいいでしょう。

次に、予備校には、いわゆる名物講師がいます。授業はおもしろいし、ためにもなります。やる気にもさせてくれます。そんな先生は一部かもしれませんが、そういう先生の授業に出る価値はあるでしょう。気分を変えるにもいい手段です。

予備校には、自習室があります。公営の図書館や、有料の私設自習室もありますが、予備校の自習室は利用しやすいです。自宅でも誘惑に負けず、勉強に打ち込める意志の強い人はいいですが、普通は自習室の方が勉強がはかどります。毎日コンスタントに勉強の計画をこなしていくには、自宅学習より自習室を利用するほうがベターです。

最後に結論を言うと、予備校は一部のいい授業だけ出席して、そのほかの時間は自習室で自分で勉強した方がいいということです。予備校の授業は高校の授業よりわかりやすいです。しかもいいことは、予備校の授業に出席することは、何より気分転換になることです。一人で自習室にこもって勉強していると、気分がめいってきます。そういう意味でも、たまに授業に出席するこをお勧めします。
しかし予備校の授業は進むのも遅いし、勉強量も足りないです。いい授業だけにしぼって、その部分だけ徹底的に復習し、あとは自分で参考書や問題集を選んで自習した方はるかに効率的です。だいたい一日1時限の授業を受けるぐらいがちょうどいいでしょう。あとは自習室でがんばってください。そのためにも、自習室の環境がいい予備校を選んでください。自習室の環境とは、自習室の空いている時間の長さ、座席数が十分確保されているか、自習室がいつも静かでひとりのスペースが十分な広さがあるか、椅子の座りごごちはどうかなどです。

結論は、「予備校は自習室を観て決めろ」、ですね。

コメントを残す