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私立高校選択の注意点  その1

056志望校を決めるにあたって、その高校の大学進学実績は、大事な要素です。良い悪いは別として、高校の価値は大学進学実績で決められます。早いはなしが、東大に合格した人数がその高校の価値になるわけです。そのため私立高校では、進学実績を高めるために、いろいろな取り組みをしています。どの高校でもしている取り組みが、頭のいい生徒だけを選抜して、進学クラスを作ることです。その高校の宣伝になる偏差値の高い大学に合格する生徒は、ほとんど進学クラス出身です。

まず気をつけなければならないことは、その進学実績にだまされないことです。進学状況は、普通のクラスではどうなのかということを、よく調べてください。入学してから、頭のいい生徒は自分たちと違って、別のクラスで、別の存在だった、ということにならないようにしてください。後から後悔しても遅いですから。

併願で受験する生徒は、都立高校をすべった場合、私立高校に通うことになるのですが、私立側としては、そういう生徒は大歓迎です。単願で入学してきた生徒より優秀で、大学進学実績を出してくれる可能性が大きいからです。そういう生徒には、出願時、または事前の面接や説明会で、進学クラスへの所属を確約してくれる場合が多いです。そうしてプライドをくすぐり、受験生の気分をよくします。そのことが受験生の油断をまねきます。「都立がすべっても、私立でも進学クラスだからまあいいか」、と気を抜いてしまうのです。極端な場合私立では進学クラスに行けるのだから、都立を冒険してもいいかなと考えてしまう生徒がいます。だめもとで実力以上の都立高校受験しようとするのです。実際うちの塾でもそういう雰囲気になる受験生がいます。しかしそこにだまされてはいけません。私もそういう時は厳しく注意しますが、いったい何のために高校受験するか、初心にかえってもう一度考えてください。

まだ他にも私立高校を選択する上で、いくつかの注意点があります。それもまたこのブログでアップしていきます。

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