受験が近くなると、色々と不安が大きくなってきます。人間は生きている限り不安はつきないものです。それが受験ともなれば、不安になるのはある程度しかたがないことです。しかしいくら不安をつのらせても、成績がよくなることはありません。むしろ受験にはマイナスです。そんなことはわかっているけど、出てくる不安はどうしようもないというのが受験生の悩みですね。そこで今回のブログでは、ずばり不安の対処法を書きます。

まず、志望校合格までどのくらい勉強すればいいか、その地図をきちんと作ることです。そして今、自分がどのあたりにいるのか、はっきりさせるこです。合格までの勉強の地図、勉強のやり方はこのブログでも解説していますし、勉強法に関する本、ネットのページなどを調べてください。しっかりした地図ができ、自分の立ち位置がわかれば不安は解消します。

それでも不安がまだ残るかもしれません。少しぐらいの不安は、適度な緊張をもたらしてくれるので、受験勉強にはプラスです。

もうひとつの不安の対処法は、その不安を認めてしまうことです。そしてどうしてそこまで不安定になるのか、本当の心の理由、原因を模索してみてくだい。受験とは違う意外なところに理由あるかもしれませんよ。将来、失業してホームレスになるのではないかと、実は今から心の奥で心配しているとかが原因かもしれ ませんよ。もっと奥にある不安の原因に気づけばそれだけで、不安がうそのように消えてしまうことがあります。

塾生を観ていて、明らかに不安が表情に出ていることがあります。そんな時は、簡単な問題、できること、単純な計算問題などを進めています。人は先のことを考えて不安になるのだから、幼い子供のように、今目の前にあることに集中することによって、とりあえずその時は不安から逃れることが出ます。幼い子は目先のことしか考えていませんから。受験生のみなさん参考になりましたか、それでは受験勉強がんばってくださいね。