数学が苦手な中学生 読解とスピード 反復
数学ができない中学生は、おおむね2つ原因があります。
計算力は、計算力アップのための問題集を一冊買ってきて、何度も復習するすれば、できるようになります。解決策は単純ですが、時間と忍耐が必要です。百枡計算なども効果があります。
問題は読解力です。数学独特の表現を、翻訳できるように訓練することです。といっても、みんなうちの塾に来ているわけではないので、直接教えることができません。一番いい方法は、解説の詳しい問題集買ってきて、わからないときには、躊躇せずに解説を読むことです。解説を読むときの注意点は、どこまでの解説がわかったのか、どこからわからなくなったのか、その違いを明確にすることです。よく塾生が、先生わかりません、と言ってきますが、どこがわからないのか、どこからわからなくなっのか、はっきりしないことがあります。わからなくなった境目が明確になっただけで、生徒一人で解ってしましうことがあります。この数学独特の読解力をつけるよい方法は、標準以上の問題を選んで、だれかほかの人に解き方の解説をすることです。ほかのだれかがいない場合は、自分に向かってひとりごと言うように解説するのです。そうすれば数学の読解力がついてきます。これもしつこくやってください。だれか聞いてくれる人がいればさらにいいです。
あとはひたすら反復することと、それによって解くスピードをつけるこです。しかし問題量はけっして欲張ってはいけませんよ。自分の能力に合った分量にしてください。これでは少なくて不安だなあ、ちょっと足りないかなあ、と思うくらいがちょうどいいです。そのかわり十分反復練習してくださいね。そうすれば必ず数学の実力がついてきます。