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教材を一気に仕上げる   効率的な受験勉強の方法

032私は大学受験で、英単語を覚える時には、一気に覚えました。そのころ受験生の間ではやっていた教材、「試験に出る英単語」を、短期間で覚えました。もうだいぶ前のことなので、正確には記憶していませんが、およそ3週間で一通り暗記してしまったと思います。その間はひたすら英単語の暗記だけで、それ以外の勉強はしませんでした。やることが英単語の暗記だけだと、勉強がおもしろくありません、当然苦痛です。かなりのストレスがかかります。しかしいいことは、結局英単語暗記に要した時間が、ずっと少なくてすむことです。たとえば一日20個英単語暗記すると決めて、少しずつ毎日暗記していくというやり方より、かかる時間の合計は、はるかに少なくてすみます。

それはそうです。人間の記憶は時間の経過に従って薄れていくのですから、忘れるより早く、間髪いれず復習して、覚えてしまった方が、記憶が定着するに決まっています。そういう意味で、一気に覚えてしまうやり方は、効率的だと言えます。しかし、一 気に暗記するのは、大変なストレスかかります。胃が悪くなることがあるぐらいです。

うちの塾の生徒が、英文法の問題集、「ネクステ」を、 一日100問やっていました。それなりの進学校に通っている彼は、まだ高校1年生です。友達4人と、100問やると約束したらしく、今のところだれも落伍 していないようです。受験には理想的な友達ですね。さすが進学校です。ちなみに今日は,1000問目をやっていました。また今までにやった問題を解いてみると、7割ぐらい正解するそうです。復習もきちんとできている証拠です。復習しないと,すぐ忘れてしまうので、一度暗記したことが無意味になってしまいます。彼のように高校1年の段階で、大学受験の英文法をあらかた覚えてしまうことができたら、その後の受験勉強がかなり楽になります。ネクステは、使いやすい教材です。たいへん解りやすくできています。できれば、あなたもうちの塾の彼のように、一気に英文法問題集を終えてしまってください。おすすめします。英単語も、短期間で一気にやってしまうことができれば、理想ですね。ストレスの許す限り、あなたもチャレンジしてみてはどうでしょうか。

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