あらゆる人生の成功法で、必ず言われていることが、潜在意識の活用です。私が初めて潜在意識について知ったのは、高校生でした、マーフィーの成功法則という本でしたが、潜在意識というものの力を知った時の衝撃を、今でも忘れることができません。表面意識で目標を達成しようといくら力んでいても、潜在意識ができないと否定していれば、できなくなってしまうということです。逆に表面意識が、目標達成に向かっていなくても、潜在意識が達成しようとしていれば、無意識に達成してしまうというこです。まさに人の運命を支配するのが潜在意識です。高校受験や大学受験も、潜在意識しだいだということになります。

これを受験に利用しないわけにはいきません。うまく利用すれば、無理せず自然に勉強でき、受験に打ち勝つことができるようになるでしょう。最近では潜在意識を利用して、願望を達成するテクニックについて書かれている本が、たくさん出版されています。また、潜在意識を活用して、成功するためのセミナーが、あちこちで開催されています。そのため、潜在意識の存在や、その能力のすごさについては、あたりまえのこととなり、今度はどうすれば、もっとうまく潜在意識に目標をインプットさせるかというような、潜在意識を活用する研究が進歩してきています。そこで、その代表的なものを解説していきます。

潜在意識に記憶させるには、目標を達成した時の自分の状態をイメージングする。そのときのうれしい感情や、まわりの対応なども、あたかも、もう達成したよう感じるように、ありありとイメージする。眠りにつく直前や、目が覚めてまだ意識が完全に起きていない状態の時にイメージする。目が覚めて意識がはっきりしている時は、表面意識が活発に活動していて、潜在意識にインプットするのは困難なので、あまり表面意識がはっきりしていない時にインプットする。目標を達成した状態をありありとイメージングできれば、脳は現実と想像の世界が区別できず、イメージの世界をそのまま実現してしまうのです。マーフィーの成功法則の本には、サブタイトルとして、眠りながら成功する方法と書かれていました。そして眠りながら成功した人の話が、たくさん紹介されていました。

このほかにもまだ、潜在意識の利用法はたくさんあるのですが、それはまた、ページを改めて書きます。このようにもうまくイメージできれば、あなたも成功するかもしれません。チャレンジしてみますか。（つづく）