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過去問の研究 受験勉強の王道

item20131106003s今までに、ほんとうにたくさの受験生を指導してきましたが、要領のよい受験生ほど、過去問の研究に時間をかけています。要領がいいとは、かけた時間に対して、その効果が大きいということです。ようするに受験でいい結果を出したということですね。

それで過去問をどのくらいやればいいのかというと、たとえばセンター試験ならば、最低5年分の過去問は、じっくり研究してください。そして繰り返し問題を解いてください。一度できた問題、答えのわかっている問題を、また解いて効果があるのかと、疑問に感じている受験生が多いです。しかし何度もしつこく言いますが、問題は繰り返し復習することによって、自分のものとなり、実力がついてきます。そのことをしっかり心にきざんでおいてください。だから過去問は、5回ぐらいは解いてください。一度出題された問題は、二度と出ないから無駄ではないかと 思っている受験生が多いですが、それは間違っています。繰り返し解いて問題の研究をすると、その傾向が見えてきます。同じような問題が出題されていることがわかります。

どういう実力をつけたらいいかは、受験する大学や高校によって違いますが、それがどう違っているかは、過去問が教えてくれます。だから、とりあえず基礎ができたら、過去問の研究やる、過去問を繰り返し復習する、というのが志望校合格の最短距離です。受験勉強の王道です。

過去問の利用の仕方、わかりましたか。過去問を解くのは、入試直前の力試しではないですよ。

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