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shall とwill   (英語 受験の盲点)

032shall と will   の使い分けがはっきりできていますか?この部分、なんとなく感覚でやってしまっている受験生が、多いのではないでしょうか。わかりやすく解説している受験参考書も、少ないようですね。辞書でもわかりにくいです。そこで、 shall  と will  の使い分けについて少し解説しておきます。ahall  と will  は意味が重なる場合が多いですが、shall  は、「そうなる、そうする」と言った、運命、義務のようなものをが含まれます。一方 will  の方は、意思、「~したい」 という感じですね。まず、 shall   を使う典型的な言い方を示しておきます。
You shall die.      おまえを、殺してやるぜ。             (洋画でよく言われるせりふ)
Shall we dannce.   ダンスをしましょう。 私と踊りませんか?      (「映画のタイトル)
I shall return.        わたしは、必ずもどってくる。 もどって来るさだめにある。 (意思より運命)
I shall never be three meteres tall.   私の背が、3メートルには絶対ならない。 (運命)

これだけ覚えていれば、will   と  shall  については、かなり得点できそうですね。

これを少し解説すると

will   は、「~したい。」  「~するつもりだ。」 という意思をあらわしましたね。それと比較して shall   は、定めや、運命、神の意思、という意味合いが強いので、

マッカーサーの  I shall return.など、マッカーサーの意思というより、それが運命だと言うことですね。さらにもう少し付け加えて、shall  は相手の意向を尋ねる時に使われます。   Shall I give you this book?  「この本、あなたにあげようか」  などです。 Shall  I   ~. という場合は、「~してあげましょうか」、「~しましょうか」、という意味になります。 また、Shall you~.  Shall he~.  Shall he~.  で始まる疑問文は、普通ありません。どうですか、これで  shall  と  will  すっきりしましたか。こんなところが、意外と盲点になるかもしれませんね。

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